寿町
【ことぶきちょう】
(近代)明治14年~昭和13年の町名。はじめ函館市中の1町,明治32年函館区,大正11年からは函館市の町名。もとは南新町の一部。明治16年戸数123・人口461,うち男237・女224(管内村町別戸口表/饒石叢書)。二十間坂から青柳町に至る通りに面し,住宅街として形成された。明治30年の戸数143・人口479(伊藤鋳之助文書)。明治40年の大火で全焼。大正9年の世帯数151・人口714。昭和9年の大火で再び全焼。昭和10年の世帯数245・人口226。この大火により土地区画整理が行われ,昭和13年に曙町・相生町となる。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7003079 |