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栄町
【さかえちょう】


(近代)明治38年~現在の町名。はじめ函館区,大正11年からは函館市の町名。もとは函館区東川町の一部。成立時の戸数1,237・人口4,963(伊藤鋳之助文書)。函館区内一番の人口が,明治40年の大火後の大正9年は世帯数1,071・人口4,951となった。大正2年馬車鉄道に代わり路面電車が運行。明治32年開所の天台宗説教所が大正7年善光寺を公称。昭和9年大火で町内全焼。翌10年の世帯数583・人口2,945。大火の前後は製造・販売関係の中小商業地域(函館日日新聞)。同10年の有業者世帯数569うち工業関係217。同13年一部を西川町へ編入,同町の一部を編入。同40年再び同町の一部を編入,現在の町域となる。世帯数・人口は,同30年744・3,617,同40年787・2,989,同50年771・2,309。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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