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後志通
【しりべしどおり】


(近代)明治5~14年の札幌市街地の通名。明治5年札幌市街地区画の町割にともなって成立。通名は北海道内の国郡名にちなんでつけられた。後志通は創成川を起点に西へ10町,幅56間の通。北側は官庁街で北後志通,南側は町家が続き南後志通と称した。後志通は,この通りを挟んで縦貫する通りの起点ともなった。明治11・13年に第1・2回の農業仮博覧会が西2~西3丁目通地区で開催され,大通催し物の始まりとなる。明治15年の戸数37・人口234。明治14年大通西・大通東と改称。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7004173