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瀬棚港
【せたなこう】


檜山地方瀬棚町の西部にある地方港湾。管理者は瀬棚町。航路泊地4万1,000m(^2),係船岸延長873m。瀬棚港は明治中頃に函館~小樽間の寄港地となり,農産物・水産物の集散地として発展した。昭和9年に船入澗が完成,さらに港湾を拡張するため南北の防波堤を建設した。戦後中央埠頭・西埠頭が建設され,建設用の砂・木材の積出港として発展したほか,水産物・生活物資の移出入港としての役割も果たしている。観光シーズンの6~8月には奥尻港へのフェリー基地としても利用される。港の近くにはろうそく岩・三本杉岩などの奇岩,ミニ水族館もある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7004520