大休寺
【だいきゅうじ】
旭川市5条通5丁目にある寺。曹洞宗。山号は種徳山。本尊は釈迦牟尼仏。明治27年,札幌中央寺住職の小松万宗が旭川地方の信徒の要望をうけ1条5丁目に説教所を開設したのに始まる。以後,信者の増加もあって寺基を確立する。明治30年に公認を得て,寺院敷地として現在地に3,240坪を付与され,大本山永平寺貫主の性海慈船を初祖に勧請した。明治35年に寺号公称。昭和36年に火災に遭い,本堂・書院・庫裏などを全焼したが,同年中に再建して今日に至る(北海道宗教大鑑・旭川市史3)。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7004639 |