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神田橋
【かんだばし】


岩木川下流に架かる橋。北津軽郡金木(かなぎ)町神原(かんばら)と西津軽郡稲垣村繁田を結ぶ。主要地方道屏風山内真部線が通る。長さ372m,幅4.5m。鉄筋コンクリート橋。江戸中期から神原の渡しがあった。渡船は明治期に入ってからも存続し,明治13年の「県治一覧表」の津渡の項には幅84間,馬船1とある。最初の架橋は明治41年で,長さ105間,幅2間であった(金木郷土史)。昭和10年3月に当時としては,津軽唯一のモダンな鉄筋コンクリートの橋が架けられて現在に至っている。北津軽郡と西津軽郡を結ぶ重要な橋となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7010649