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西越
【さいごし】


旧国名:陸奥

奥羽山脈の東に連なる丘陵台地に位置する。馬淵(まちべ)川支流の浅水川の最上流部にあたり,中央を浅水川が北東流する。正安3年4月26日のきぬ女家族書上案には「三戸さけこし」と見え(新渡戸文書/岩手県中世文書上),当地に比定される。地内には西越館跡があり,西越氏が戦国期に居館していたと伝えられる。西越氏は22代南部政康の四男石亀信房の次男某とされ,のち下田(現下田町)に移住して下田氏の祖となったという(奥南旧指録/南部叢書2)。浅水川に臨む丘陵台地には縄文中期から晩期にかけての遺跡が分布。本格的発掘は行われていないが,横沢遺跡は縄文後期の壺形・注口土器などを出土し,咽畑遺跡は縄文中期と晩期の土器・石器などを出土。
西越村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
西越(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7010977