100辞書・辞典一括検索

JLogos

31

尻内
【しりうち】


旧国名:陸奥

馬淵(まべち)川中流左岸の平坦地に位置する。文禄年間と推定される7月27日の俊恕書状に「先度ハ尻内まて御送中々過分之由頼入候」と見え,俊恕が目時(三戸町)から八戸一右衛門に懐紙を送っている(遠野南部文書/岩手県中世文書中)。なお,建武元年4月晦日の多田貞綱書状によれば,上尻内の工藤左衛門次郎跡が闕所地として南部師行らに預けられている(遠野南部文書/岩手県中世文書上)。同年7月に上尻打は伊達光助に充行われた(同前)。「三翁昔語」などによれば,永禄10年当地を支配していた櫛引氏が根城を攻撃したため,4年後の元亀2年に報復を受け,以後根城南部氏領になったという。
尻内村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
尻内(近代)】 明治22年~昭和30年の上長苗代村の大字名。
尻内町(近代)】 昭和30年~現在の八戸市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7011346