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新安方町
【しんやすかたまち】


(近代)明治初年~昭和46年の町名。明治14~22年は汎称として青森を冠称。青森町のうちの1町。はじめは裡安方町ともいった(国誌)。堤川河口部左岸の青森湾沿岸部に位置する。旧市街地の北西端にあたり,南は安方町,東は新浜町にそれぞれ接する。当町は明治初年に安方町から分かれて成立したものと思われるが,それに先だつ元治2年安方町への町貯蔵建造に際し,安方町浜手空地が屋敷地となっている(青森市沿革史)。明治初年の「国誌」によれば,安方町の記事の中に,「一念坊小路と御倉之通との間に北に並て裡町あり,南側は本町の裡町にして,北側に漁家散居し,長五丁二十四間一尺,新安方町と云ふ,又裡安方町とも云ふ,下の方浜町に通す,家数三十七軒」と見える。明治5年2月に青森町の戸籍管区を定めた時には当町名が見えていないが,同年5月青森町内の消防組設立に際しては当町名が見えている(青森市沿革史)。明治22年青森町,同31年からは青森市に所属。明治22年の戸数142・人口583,反別は畑0.02町余・宅地2町余・池沼1町余・原野0.6町余・雑種地4町余(青森市史)。同24年日本鉄道(現国鉄東北本線)の青森駅が安方町に設置されると,当町は安方町とともに北海道方面への荷物を取り扱う運送店でにぎわった。同31年に郵船会社が町内に置かれた。一部が昭和43年安方1~2丁目となり,同46年残部は柳川1~2丁目となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7011422