津軽大橋
【つがるおおはし】

岩木川下流に架かる橋。北津軽郡中里町若宮と西津軽郡車力村富萢(とみやち)を結ぶ。県道富萢薄市線が通る。長さ558m，幅６m。コンクリート橋。昭和45年竣工。十三湖の岩木川河口から４kmほど上流に位置し，岩木川に架かる橋では最長。架橋前は渡船によって渡ったという。北津軽郡金木(かなぎ)町と西津軽郡稲垣村を結ぶ神田橋から下流には橋がなく，交通の便が悪かった両岸町村一帯にとって重要な橋となっている。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7011779