100辞書・辞典一括検索

JLogos

67

名川町
【ながわまち】


(近代)昭和30年~現在の三戸郡の自治体名。名久井岳の北・東麓,馬淵(まべち)川下流域に位置する。名久井村と北川村が合併して成立。町名は合併2か村の1字ずつをとり命名。大字は,合併した2か村の11大字を継承。役場を平字広場に,支所を剣吉字伊勢沢に置く。江戸期には,馬産,馬淵川の川漁,藍の生産などが行われていたが,近年は米・大豆・ナガイモ・トマトのほか,リンゴ・ブドウ・サクランボ・ナシなどの果樹栽培農家も増えている。地目別耕地面積は,昭和45年総耕地面積1,607.47ha,うち田516.82ha・畑481.41ha・樹園地568.67ha・牧草専用地3.2ha,同53年総耕地面積1,559.29ha,うち田458.26ha・畑485.38ha・樹園地607.2ha・牧草専用地8.45ha。地内には,明治8年剣吉小学,同9年鳥舌内小学,同10年鳥谷小学,大正13年名久井小学校,昭和19年名久井農業高校,同22年剣吉中学校・名久井第一中学校・名久井第二中学校がそれぞれ開校し,現在に至っている。昭和31年に名久井岳中腹の法光寺が青森県立自然公園となり,翌32年には名久井岳を含めて県立自然公園に指定され,以後観光開発にも力が注がれ,林間キャンプ場,サクランボ園・リンゴ園などの観光農園が設置されたほか,昭和52年にはレクリエーションセンターやフィールドアスレチック名久井岳コースなどがオープンした。昭和35年に虎渡地内の1級国道(4号)の新設工事が開始され,開通後は観光客も増えた。同43年国鉄東北本線複線電化開通。同44年馬淵水道企業団発足,同53年には南地区簡易水道工事も完了し,同56年の給水人口は9,4549人で,その普及率は84.0%である。昭和46年広域消防名川分署設置。同48年県の体力づくりモデル町村に選ばれ,同51年文部省住民スポーツ振興町に指定。同49年結核対策特別優良町に選ばれ,日本結核予防会総裁特別賞を受けた。同50年には体力づくり優秀組織として全国表彰された。世帯数・人口は,昭和30年の合併当時2,131・1万3,572,同50年2,762・1万2,496。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7012141