100辞書・辞典一括検索

JLogos

31

町居
【まちい】


旧国名:陸奥

町井とも書く。津軽平野南部に位置し,引座川支流の広船川・浅井川が形成した扇状地にある。周囲はほとんど水田で,東方に山林が控える。地名の由来は不詳だが,天文年間の津軽郡中名字が記す「待明日〈マチアスカ,近代町飛鳥トモ書ク〉」にかかわるという説もある。地内東方に町居館跡,北西方に飛鳥館跡がある。飛鳥館跡の南方300mほどに,津軽為信の伝役町居飛鳥なる人物の墓と伝わる五輪塔が残る。
町井村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
町居(近代)】 明治22年~34年の大字名。
町居村(近代)】 明治34年~昭和30年の南津軽郡の自治体名。
町居(近代)】 昭和30年~現在の平賀町の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7012943