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松神
【まつかみ】


旧国名:陸奥

崩山の西方,西は日本海に面し,東は山林で津軽国定公園十二湖がある。地名の由来は,天正13年大浦為信の乗った船が日本海上で大風に吹きもどされた際,当地の鎮守社の大岩が的のごとく見えたことにちなみ,はじめ的神(まとがみ)と称し,後に松神に改めたという(津軽歴代記類)。また,的神神明宮付近に住んでいた人や現在の字松浦に居住していた人が移住して現在の集落を形成したことによるとも,村の墓地にある老松の上の方,すなわち松の上から命名したとも伝える(西津軽郡史)。菅江真澄の「外が浜風」天明5年8月4日の条に「神明のみやしろのあるこなた立るを的岩といへり。いにしへ出羽の国雄鹿の島より神の箭射おこし給ふが,この石に中しとて村を的神と名附と,みち行人のかたる」とある。字下浜松の松神遺跡より縄文後期の土器が,字下浜松の森山洞窟遺跡からは,古銭・海獣骨・鹿骨・鳥骨が出土。
松神村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
松神(近代)】 明治22年~現在の岩崎村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7012951