100辞書・辞典一括検索

JLogos

28

三ツ館
【みつたて】


旧国名:陸奥

津軽平野中央西部,新山田川右岸の平坦地に位置する。三ツ館遺跡は製鉄遺跡と館跡で,須恵器・土師器・鉄滓が出土する。地内には東に1か所,西に2か所の計3か所の館跡があり,地名は3か所の館があったことに由来するという。東館は東西約100m・南北約150mで四周に濠がめぐらされ,北側の濠は溜池となっており,中館は地内の北西端にあり,広さ約100m四方,西館は地内の西端に位置する(津軽諸城の研究)。
三ツ館村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
三ツ館(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7013030