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六ケ所村
【ろっかしょむら】


(近代)明治22年~現在の上北郡の自治体名。下北半島の基部に位置し,東は太平洋に面する。倉内・平沼・鷹架(たかほこ)・尾駮(おぶち)・出戸(でと)・泊の6か村が合併して成立。旧村名を継承した6大字を編成。役場を平沼に設置。明治24年の世帯数289・人口2,360,厩289,学校5,船251(徴発物件一覧)。同26年海軍大尉郡司成忠一行の乗った報効丸は占守島に向かう途中,大時化のため出戸海岸に避難した。同28年の三陸津波で当村一帯の海岸は漁具一切を流した。同40年軍馬放牧場が軍馬補充部三本木支部の出張所として倉内および尾駮地内の表館に設置された。大正9年平沼にあった村役場が尾駮に移転。当時の世帯数845・人口5,802。同11年軍備縮小に伴い軍馬放牧場倉内出張所を廃止,表館出張所は大蔵省に移管された。昭和11年県営集団農耕地の設立が決定され,公有財産として1,700町歩が大蔵省より払下げられ,198町歩を県に寄付して32戸の入植者のために模範牧場建設14か年計画の認可指令を得た。同15年の世帯数1,211・人口7万9,770。同20年米艦載機の爆撃により6名が死亡。同21年倉内の千歳地区に外地より引き揚げてきた開拓者が入植し,庄内・上弥栄・石川・豊原などの開拓地区が形成された。同22年農林省上北馬鈴薯原原種農場が設置された。同25年の世帯数1,711・人口10万702。同27年六ケ所教育委員会発足。同34年陸上自衛隊臨時対空射場が完成。同36年尾駮海岸で東大生研の第1次ロックーン本実験2号機打上げに成功。同年泊の丸木舟が県有形民俗文化財に指定された。同38年六ケ所第一中学校創立開校のため,尾駮・鷹架・二又・出戸の5中学校が廃校となり第一中学校に統合した。同40年発茶沢(はつちやざわ)開拓パイロット事業汐止堰堤完成。同43年通産省より工業開発の構想試案が発表された。昭和31年一部が横浜村に編入,同40年横浜町との間で境界変更実施。同48年の世帯数2,669・人口1万3,458。同53年県立六ケ所高校開校。昭和47年むつ小川原地域の総合開発が閣議で了解され,同54年国家石油備蓄基地立地と決定。それに伴って建設の対象地区である鷹架や尾駮の弥栄平集落の閉村式が行われた。同55年優良な雌牛の育成を図るため青森酪農振興センターが村に設置された。同年7月むつ小川原港湾起工式が施行された。同年の世帯数2,881・人口1万1,104。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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