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大宮神社
【おおみやじんじゃ】


盛岡市本宮にある神社。旧郷社。祭神は豊受姫命(とようけひめのみこと)。社伝では延暦21年坂上田村麻呂が岩手郡滝沢郷(現滝沢村)の高丸を攻略し,次男綾田麻呂を高見館(現本宮の高見)に置き,鎮護の神として伊勢内外宮の分霊を勧請して大宮豊受神社を創建したという(神社名鑑)。藩主南部氏の崇敬が篤く,元和4年重直より額面,寛文7年木造神馬の寄進があった。明治維新後大宮神社と改称,明治3年郷社に列せられた。例祭は8月17日。奉納芸能に大宮神楽があり,山伏神楽と神明神楽が融合したものと伝えられる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7013953