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金ケ崎神社
【かねがさきじんじゃ】


胆沢(いさわ)郡金ケ崎町西根にある神社。旧村社。祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)・品牟陀和気命(ほんだわけのみこと)・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)。一般には「お諏訪さん」と呼ばれ親しまれている。社伝では康平年間源頼義が安倍貞任を攻略した時,信濃の諏訪神社に祈誓し,安倍氏の館1つ,白糸柵跡に建立したという(神社名鑑・ふるさとのお社)。安永年間社殿の改築,大正元年八幡神社・熊野神社を合祀して,現社名に改称した。例祭は8月27日。農業神として信仰される。町文化財の須輪神社法楽八景和歌(文書)は天明5年の菅江真澄の作という。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014140