100辞書・辞典一括検索

JLogos

44

小瀬川
【こせがわ】


旧国名:陸奥

奥羽山脈の山すそ,北上盆地の中央部に位置し,東方を北上川が流れ,同川に注ぐ瀬川の支流鍋割川が南を東流する。地内に縄文中期とみられる小瀬川遺跡や太子堂遺跡があり,土器の破片・石器類が出土している。東南部に瀬川城館跡(小瀬川館)がある。小瀬川館は稗貫氏初代為重が鎌倉初期の建久年間に居住。のちに同氏は糸繰城を経て,十八ケ城(さかりがじよう)(本館)に移ったと伝える(邦内郷村志など)。あるいはまた,大瀬川の領主,すなわち瀬川氏の旧居ともいう(内史略)。いずれとも真偽を決しがたい。小瀬川館は新主館とも称する。東に延びる河岸段丘(台地)の基部を掘り切り,内郭は南・北に分かれる。県教委による緊急調査がなされた。東西100m・南北250m,比高10m。平山城(城郭大系2)。
小瀬川村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
小瀬川(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014581