100辞書・辞典一括検索

JLogos

45

狐禅寺
【こせんじ】


旧国名:陸奥

磐井丘陵の東部,北寄りが北上盆地の南端沖積地,南寄りが丘陵に位置する。平泉時代,往来の人々に害を与えた狐を討ち取って大明神として,別当寺を白馬山狐禅寺にしたという伝説がある(真滝村郷土教育資料)。草ケ沢遺跡は,縄文~弥生時代の遺跡として重要。鹿島社は大同2年,坂上田村麻呂の勧請と伝え(一関市史3),願成寺第2世来用梵西和尚は,鶏頭山光西寺を開山と伝う(同前4)。字峯下の狐禅寺城跡は葛西家臣新柵太郎左衛門(種次)の居城と伝う(仙台領古城書上・安永風土記)。また,天正9年一関の黒沢一族と平泉河東の長部一族はこの地で合戦を行っている(狐禅寺騒動)。なお,天正7年10月5日の代官鈴木蔵人知行宛行状によれば,小野寺新介に「当狐禅寺村之内拾弐貫文之地(知)行」が認められている。ただし,この文書は要検討。
狐禅寺村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
狐禅寺(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014582