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柵ノ瀬橋
【さくのせばし】


北上川に架かる橋。一関市川辺字河岸柵瀬と同市舞川西平(にしひら)を結ぶ。主要地方道一関北上線が通る。昭和34年1月着工,同37年完成。工費1億9,749万円余。橋長219m,幅員6m。鋼ランガートラス形式。藩政時代作瀬村(現一関市)と舞草(まいくさ)村(現一関市)を連絡する作瀬渡船場があり,東山街道が通過していた。明治13年の船数は大型2・普通2。通過道は,同31年県道今泉街道,大正9年県道盛一関線と改められたが,最初の架橋は昭和10年の木造橋であった。昭和19年7月流失,のち木造土橋架設。同22年9月カスリーン台風で流橋。同23年9月のアイオン台風後,木造板橋を架設したが同33年9月大洪水で押し流された。地元住民から永久橋の架設が望まれ実現した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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