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桜山神社
【さくらやまじんじゃ】


盛岡市内丸にある神社。旧県社。祭神は南部氏初代光行・26代信直・27代利直・36代利敬。創建は寛延2年で,33代利視が不来方(こずがた)城内に信直の神霊を勧請して淡路丸大明神として祀ったのに始まり,その後,文化15年光行を,大正元年利直を合祀して,永く郷土守護の神としたという(神社名鑑)。文化9年旧地に因んで桜山神社と改称。明治維新後,旧加賀野村に移り,明治5年村社,さらに同8年旧上田村北山に遷宮,同14年県社に列せられ,同33年現在地に鎮座した。祭例は5月25~27日。1月26日には裸参りが行われる。国重要文化財の刀無銘伝来国長作と県有形文化財の太刀銘奥州南部盛岡住新藤源義正が所蔵されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7014700