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諏訪神社
【すわじんじゃ】


北上市諏訪町にある神社。旧郷社。祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)・天照大神・大山津見命・品陀和気命(ほんだわけのみこと)・菅原神・保食神(うけもちのかみ)。社伝では大同2年坂上田村麻呂が勧請し,嘉祥3年慈覚大師が建立,のちに源頼義が修復し,南部氏が社領を寄進して篤く崇敬したという(神社名鑑)。「二郡見聞私記」によれば,川岸剣舞(廃絶)は黒沢尻五郎正任の亡魂を済度するために諏訪大明神が教えたもので,当社の神事芸能であったという。明治5年郷社に列せられる。例祭は9月7日。農業神として,和賀地方の総鎮守として広く信仰を集めている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7015047