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田茂山村
【たもやまむら】


旧国名:陸奥

(近世)江戸期~明治8年の村名。江刺郡のうち。北上川左岸,北上山地から続く羽田丘陵上に位置する。仙台藩領。村高は,寛永検地47貫余(田24貫余・畑23貫余),「元禄郷帳」277石余,「安永風土記」66貫余(田32貫余・畑34貫余),「天保郷帳」685石余,「旧高旧領」677石余。明和9年の家数126(封内風土記)。「安永風土記」によれば,蔵入地57貫余・給地9貫余,人頭133,家数143,人数734,馬89,舟31(御艜10・大かっこ18・かっこ3),神社は宝竜権現・伊勢宮・雨難権現・牛頭天王・八幡宮・愛宕宮,寺院は曹洞宗福珠山宝全寺(長禄2年田叟英梅和尚開山),修験は教光院・覚善坊,ほかに馬頭観音堂・正観音堂がある。また村の広さは南北25町余・東西10町余,用水は森堰・川畑堰・新田堰を利用し,総溜高は32貫余。鋳物業が盛んな村で,藩は株仲間組織をおいて鋳物の統制・保護を行った。明治元年松本藩取締,以後江刺県,一関県を経て,同4年水沢県に所属。同8年羽田村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7015288