100辞書・辞典一括検索

JLogos

12

八幡神社
【はちまんじんじゃ】


東磐井郡大東町大原にある神社。旧村社。祭神は誉田別尊(ほんだわけのみこと)。社伝では康平6年源頼義が安倍貞任攻略の際,山城国石清水八幡宮に戦勝祈願し,翌春討伐後当地に八幡神を勧請したという(大東町史)。2月11日(もとは旧暦正月18日)の水掛祭で知られる。水掛祭は厄年にあたる男女が神社で厄除祈祷を受けたのち,厄男は裸で町内を走り抜け,両側から水を浴びせかけてもらう。またカセオドリという少年たちも続くことがあり,厄女の身代わりとも豊作の予祝ともいう。一説に明暦3年の江戸大火からこの日を火防祭としたことに因むという。例祭は9月15日で,神輿渡御や先陣行列がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7015785