100辞書・辞典一括検索

JLogos

54

東磐井郡
【ひがしいわいぐん】


(近代)明治12年~現在の岩手県の郡名。県南部に位置し,南・東は宮城県に接する。郡内を流れる砂鉄川・千厩(せんまや)川・黄海(きのみ)川は南西端で北上川に合流する。郡区町村編制法施行により,磐井郡が東(35か村)・西(26か村)に分かれて成立。郡役所は千厩村に置かれた。明治12年の当郡の幅員は東西6里14町・南北12里8町,戸数9,313・人口5万7,076(男2万9,701・女2万7,375),牛73,馬7,606,船舶388,郵便局7,物産に米・麦・粟・大豆・小麦・蕎麦・大根・蕪・薪・炭・木材・肉類・川魚などがある(共武政表)。同13年の村数35,戸数9,134・人口5万5,531(県郷土誌)。同22年市制町村制施行により,折壁・矢越・小梨・八沢・大津保・藤沢・黄海・薄衣(うすぎぬ)・千厩・奥玉・磐清水・門崎(かんざき)・松川・舞川・長島・生母・田河津・長坂・猿沢・摺沢・渋民・興田・大原村の23か村が発足。同年の戸数9,365・人口6万3,020。同31年千厩村,同36年大原村,大正15年藤沢村,昭和15年摺沢村にそれぞれ町制施行。同30年折壁村・矢越村と大津保村の一部が合併して室根村,摺沢町・大原町と猿沢・渋民・興田村の2町3か村が合併して大東町,田河津村・長坂村が合併して東山村が成立。同年長島村が西磐井郡平泉村,生母村が胆沢郡前沢町,舞川村が一関市に合併,八沢・黄海村と大津保村の残部が藤沢町に合併。同31年薄衣村・門崎村が合併して川崎村となり,小梨・奥玉・磐清水村の3か村が千厩町に合併。同33年東山村・松川村が合併して東山町が成立。人口は,大正9年7万5,588,同14年7万8,773,昭和5年8万3,549,同10年8万6,700。当郡域は,現在大東町・藤沢町・千厩町・東山町,室根村・川崎村の4町2か村を数える。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7015854