東見前
【ひがしみるまえ】
旧国名:陸奥
箱ケ森東部,北上川右岸に位置する。「古人御答手控帳」天明8年の段に「和野は見前の内,家数十軒,東方の家は同村古立(古館)と申す所」とある。古老によれば,古館の地は第2次大戦前までは小丘になっており,見前館以前の館跡という。北側に高さ2m・幅5m・長さ50m程の土塁があり,それに沿って深い濠らしいものがあったというが,現在は破壊され,宅地化されている。
【東見前村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【東見前(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7015881 |