飯子浜
【いいごのはま】
旧国名:陸奥
「いいごはま」とも呼ぶ。五部浦のうち野々浜と塚浜の中間に位置し,横浦の対岸に当たり,女川(おながわ)湾の支湾野々浜湾の南岸に当たる。往古この浜に1つの桶がどこからともなく流れ着き,取り上げてみると中に飯が入っていたので飯子浜と唱えたという(安永風土記)。久須師神社薬師堂に応永2年10月紀年銘の十三仏板碑をはじめ,数基の板碑がある。
【飯子浜(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【飯子浜(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7016654 |