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雁柄橋
【がんがらばし】


雁河原橋・雁狩橋とも書き,「がんかり橋」ともいう。斎が川(さいがかわ)に架かる橋名。丸森街道が通過,白石(しろいし)市大鷹沢(おおたかさわ)地区と旧白石町地区を結ぶ。橋名の由来については雁が多く棲んでいた所,あるいは領主片倉氏の雁の狩場であったためなど異説が多いが,「安永風土記」にある雁栖(がんのす)橋というのが正しいと思われる。水鳥の多くいた所の意味で,栖を柄に誤り諸説が出たようである。この橋を中心に弥生時代の住居跡や古墳時代の円墳などが点在し,石器・土器類が多く出土している。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7017403