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小泉
【こいずみ】


旧国名:陸奥

津谷川に馬籠川が圃の沢(はたのさわ)で合流し,これより小泉川と呼ばれて流れ,小泉湾に注ぐ流域一帯および田束(たつがね)山(512m)の東麓に当たる。地名の起こりは,往古田束山の麓,蕨野(わらびの)に小さな泉があり,こんこんと湧き続けていたので地名になったと伝える(本吉町の口碑伝承)。一説にその泉は現在の字泉(いずみ)にあったともいう。
小泉荘(古代)】 平安末期に見える荘園名。
小泉村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
小泉村(近代)】 明治22年~昭和30年の本吉郡の自治体名。
小泉(近代)】 昭和30年~現在の本吉町の行政地名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7017604