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小牛田山神社
【こごたやまのかみしゃ】


遠田(とおだ)郡小牛田(こごた)町牛飼に鎮座する神社名。小牛田山の神として近郷近在はもとより,県外からも信者を多く集めている。木花咲耶姫命を祭神とし,永治元年の勧請と伝えている。元和2年再興,寛文2年南小牛田町日枝神社に合祀されたが,明治41年の火災に遭い,現在地牛飼斉ノ台に遷座された。藩政期には伊達藩の崇敬も篤く,その大奥の出産には,この神の神符を受けるならわしであり,近隣の諸大名も同様であった。今日も広い信仰に支えられている名神の1つである。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7017659