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長町通
【ながまちどおり】


仙台市の薬師堂北,二軒茶屋付近から南へ広瀬橋(長町橋)まで通じる道路名。明治13年の仙台区全図によれば連坊小路を4・5丁目に分け,裏柴田町・表柴田町・成田丁・若林三百人町・若林五十人町の各町を1・2丁目に分け,畳屋丁と若林六十人町の境界をなしている。1~11丁目まであった。明治44年8月の仙台市市区改正規定によれば長町通~新河原町より連坊小路に至る990間が2等道路として幅9間に拡張。連坊小路より天神下に至る500間の新道9間幅に計画されている。長町通は江戸期から,陸前原町(はらのまち)方面から宮城野原西部経由長町方面に通じる旧仙台東部の道路として利用されてきた。また,長町通は明治15~19年頃調査の陸前国仙台区各町字名調には記されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7018603