花山
【はなやま】

旧国名:陸奥
栗原郡の西北端,栗駒連峰の西南麓に位置し,栗駒山南麓に発する一迫(いちはさま)川が多くの支谷を集めて地域中央を南流する。北端で約1,500m,南西端で約120mと標高差の大きな山岳地帯で,ほとんどは山林。平地は各河川沿いの狭長な河岸段丘に見られるにすぎない。東部御岳山一帯はアズマシャクナゲの群生地で,開花時の紅色の美観が地名の起こりという。往古は姫松荘のうちであったと伝え,千葉太郎胤政の城と伝える百目木館,厨川次郎(安倍貞任)の城と伝える淵牛館,千葉太郎家臣狩野兵庫頭為直の城と伝える巳口館の3古館があった(安永風土記)。
【花山(古代)】 平安末期に見える地名。
【花山村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【花山村(近代)】 明治22年~現在の栗原郡の自治体名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7018840 |





