福地
【ふくじ】
旧国名:陸奥
上品(じようぼん)山(466.6m)の北東麓,追波(おつぱ)川(北上川)の南岸に位置する。地名の由来としては,福地の「福」は「淵」の佳名で,追波川に臨む地形から出たものと推定されている(宮城県地名考)。江戸期には宿場が置かれた(安永風土記)。加茂小鋭(かものおどの)神社は延喜式内社桃生(ものう)郡六座の1つ,小鋭神社に比定されている。
【福地村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【福地(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7018995 |