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柳津大橋
【やないづおおはし】


新北上川分岐点に架かる橋名。県道河南津山線が通過,本吉郡津山町柳津字元町南西端と小麻囲(こあさがこい)を結ぶ。全長450m・幅7mの歩道橋付きの永久橋。かつてこの河底は,柳津市街であったが,北上川改修工事のため水没した。昭和6年春の新北上川通水後1年間は渡船連絡(県道佳景山柳津線=旧東浜街道)であった。翌7年1月,南部産総檜・長さ438.7m・幅3.9m・退避場3か所付きの木橋完成。第2次大戦後は盛土修理を重ね,また昭和23年のアイオン台風では,岩盤に達しない橋脚部が中央から切断しそうになり,上流の旧柳津堤防残存部から,ロープで係留等の応急措置をして命脈を保った。同50年秋,旧大橋の下流約50m地点に現在の柳津大橋が竣工した。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7019418