相川③
【あいかわ】
旧国名:出羽
古くは染川(そめかわ)と呼んだといい,鮎川とも記す(男鹿の秋風)。男鹿(おが)半島北岸の中央部,北流する相川が海に注ぐ所に位置する。地名の由来は,真山(しんざん)・本山(ほんざん)両河川が合流する所によるという(絹篩)。縄文中期の竪穴住居跡・土器片・石鏃・石皿・石斧等を出土する冷水(ひやみず)遺跡がある。
【相川村(中世)】 戦国期から見える村名。
【相川村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【相川(近代)】 明治22年~現在の大字名。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7019571 |