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井関沢村
【いせきざわむら】


旧国名:出羽

(近世)江戸期~明治9年の村名。出羽国河辺(かわべ)郡(寛文4年まで豊島郡)のうち。秋田藩領。享保以後秋田郡扱い。秋田市域東部太平(たいへい)地区寺庭の南方2kmに位置し,地形的に秋田郡寺中(じちゆう)堀内村内なので,開村以来黒印は堀内村が預っていた(享保郡邑記)という。「享保黒印高帳」では村高69石余・当高46石余(うち本田並26・新田20)。「享保郡邑記」では6軒。秋田郡寺中堀内・目長崎(めながさき)両村用水の水源。「寛政村附帳」では親郷目長崎村の寄郷で当高71石余(すべて給分)。「天保郷帳」では46石余。維新後寺中堀ノ内村に属し明治9年中関村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7019873