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羽後大戸川
【うごおおどがわ】


横手(よこて)盆地南西端湯沢市と雄勝(おがち)郡羽後町を流れる川。水源は南方大黒森(おおくろもり)山(642m)に発し,羽後町の郡山(こおりやま)で西馬音内(にしもない)川と合流。横手川の支流にも同名の川があるため,羽後大戸川と称する。上流は作内(さくない)川といい,湯沢市山田地内を流れ,作内扇状地を形成。降雨時は典型的な荒れ川となり,たびたび氾濫したが,現在は蓮花台(れんげだい)にダムが新設され,水量の調節が可能となった。大戸流域は代表的集落で,天平期の開拓移民集落址と見る説もある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7019987