刈和野街道
【かりわのかいどう】
横手盆地北端の仙北(せんぼく)郡西仙北町刈和野から雄物(おもの)川を横断し,同町大沢郷(おおさわごう),河辺(かわべ)郡雄和(ゆうわ)町大正寺(だいしようじ)を経由して由利(ゆり)郡大内町岩谷(いわや)から本荘市に達する出羽山地横断の重要な街道。藩政期は秋田藩・亀田藩・本荘藩を結ぶ重要幹線であっただけに,刈和野追分には番所が設けられていた。現在刈和野~大正寺間は主要地方道本荘‐西仙北‐角館線,大正寺~岩谷間は主要地方道秋田‐雄和‐本荘線となり,国道105号に接続している。
![](http://jlogos.com/images/hyoshi/ktim.jpg) | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7020675 |