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神林村
【かんばやしむら】


旧国名:出羽

(中世)戦国期に見える村名。出羽国山本郡のうち。天正19年頃作成の太閤蔵入地を書き上げた「仙北郡村数日記写」に,手洗(てたらし)郷39か村および卒田(そつだ)郷22か村中の1村として,それぞれ「かんはやしむら」とある(色部文書)。いずれも村名は近世に継承されず,現在地比定は困難。いちおう前者は近世の熊林(くまのばやし)村,後者は荒川尻(あらかわじり)村となる地域内に存在した小村と推定される。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7020750