栗山村
【くりやまむら】
旧国名:出羽
(中世)戦国期に見える村名。出羽国豊島郡のうち。北手(きたて)郷の1村と認められ,天正19年1月17日「豊臣秀吉朱印蔵入帳写」に「くり山村・くろかハ村」123石余とあるのが初見史料(秋田家文書)。太閤蔵入地の1つ。寒川・小山田・大杉沢の付近。慶長2年・同3年の物成納口帳によれば,「栗山村」123石余・物成20石とあり,「くろかハ(黒川)村」と一体関係にあったと思われる(秋田家文書)。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7020872 |