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小和瀬川
【こわせがわ】


仙北(せんぼく)郡田沢湖町の中北部を西流する川。岩手県境の大白森(1,216m)南麓に始まり,途中で様ノ沢・芦名沢・中又沢・濁沢・湯又沢などの小支流を集めて岩ノ目付近で玉川に合流。下流左岸の広大な原野の小和瀬野は,天保5年に最初の御野馬牧場が設けられて以来,優秀な田沢馬の供給地として知られた(田沢湖町史)。小和瀬発電所は,鎧畑・田沢湖・小沢とともに県営発電所として建設,昭和36年より運転開始。最高出力8,800kwの自流式発電所。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021068