刺巻
【さしまき】
旧国名:出羽
田沢湖外輪山の東側を南流する玉川が峡谷を形成する入口の右岸部に位置する。大影山から流れる沢水に沿ってわずかな平坦地が開ける。しかし中央を生保内(おぼない)街道が横断し,当地を起点に山伏峠経由で湖岸に至る山道がある。山麓から縄文晩期の遺物が出土。地名は立地による。
【刺巻村(中世)】 戦国期に見える村名。
【刺巻村(近世)】 江戸期~明治16年の村名。
【刺巻(近代)】 明治16年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7021136 |