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下亀ノ丁
【しもかめのちょう】


旧国名:出羽

(近世~近代)江戸期~昭和40年の町名。久保田下亀の町・秋田下亀の町ともいった。江戸期は出羽国秋田郡のうち。秋田藩領。久保田城下町の1つ。成立は慶長10年より12年までとある(秋田名蹟考)。東は茶町扇之丁(ちやまちおうぎのちよう),西は上米(かみこめ)町2丁目に隣接。久保田の外町(とまち)である。火災が多く安政5年の大火の火元となり7か町,家屋750戸焼失。元治元年の大火では焼失家屋600戸(秋田県災害史年表)。明治4年から秋田町の町名。同11年南秋田郡に所属。同22年秋田市の町名となる。同18年の戸数90(秋田町字分戸数調)。翌19年全焼。昭和40年住居表示実施により大町2丁目の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021279