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大覚野街道
【だいかくのかいどう】


県中央部仙北(せんぼく)郡西木(にしき)村から北秋田郡阿仁(あに)町を結ぶ本県最山奥の街道。藩政期には阿仁鉱山への物資の輸送路であり,仙北地方の米を人馬の背で運搬した。西木村を流れる檜木内(ひのきない)川の上流を越え,阿仁川の上流繋沢(つなぎざわ)間の標高582mの大覚野峠が,最大の難関。昭和45年国道105号に指定され,近い将来全通するはずの国鉄鷹角(ようかく)線と並行して,阿仁・田沢地域の総合開発に果たす役割が期待される。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021628