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玉川橋
【たまがわばし】


玉川に架かる橋。国道13号が通過,大曲(おおまがり)市花館(はなだて)と間倉(まぐら)を結ぶ。明治初期まで,対岸交通は玉川渡しで行われていたが,明治天皇の東北巡幸を機会に明治13年仮橋を架設した。同21年には長さ360間という県内第一の木橋を架け,さらに昭和7年,県費42万円・人夫7万6,500余人をもって,鉄筋コンクリートの永久橋が完成し今日に至る(大曲市郷土史)。交通量の増大に伴い,昭和48年には,当橋のすぐ上流に,車両専用の橋として橋長652m・幅員10.5mのゲルバー鋼桁橋を架け,従来のコンクリート橋は自転車・歩行者専用となった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7021819