床舞
【とこまい】

旧国名:出羽
床前・常枚・徳舞とも書く。西馬音内(にしもない)川の支流大戸(おおど)川の上流,床舞川の流域部に位置する。南方に松岡の白山に連なる山地があり,金峯山ともいい,古代・中世の修験道場の地。寺沢地区に天台宗金峯山東光寺があったといい,14世紀末に曹洞宗寺院として門前地区に再興。床舞の地名は,この寺院の堂子前(どうこまえ)から転化したとする説(雪の出羽路),アイヌ語のトコ(山端)・オマイ(山鼻)の地形名称から転化したとする説(広報うご)などがある。
【常枚郷(中世)】 鎌倉期から見える郷名。
【床舞村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【床舞(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7022030 |





