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戸米川村
【とめかわむら】


(近代)明治28年~昭和31年の河辺(かわべ)郡の自治体名。中川村のうち相川(あいかわ)・女米木(めめき)・戸賀沢(とかさわ)の3大字が分村して成立,3大字を継承。雄物(おもの)川の下流西岸部に位置する。村名は合併大字名の1字ずつを合体して命名。新村名決定に際して,「高麓(たかふもと)村」案もあった。成立時の戸数257・人口1,732。明治29年2月戸賀沢字御江田(おえでん)に村役場を置く。明治40年世帯数260・人口1,893,大正9年国勢調査による世帯数320・人口1,968,昭和5年世帯数321・人口2,064。相川小学校と女米木小学校は,大正15年合併して戸米川小学校となる。女米木小学校の校舎は(俳人石井)露月会館。昭和31年種平(たねひら)・大正寺(だいしようじ)の2か村と合併して雄和村成立。3大字は雄和村に継承された。戸米川は通称として残る。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7022069