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中谷地町
【なかやちまち】


旧国名:出羽

(近世~近代)江戸期~昭和41年の町名。江戸期は出羽国秋田郡のうち。秋田藩領。久保田城下町の1つ。成立は元和6年4月8日といわれる(六郡旧記)。土手谷地(どてやち)町と東根小屋町の間にあり久保田内町三の郭の東部にある。広小路に面して佐竹湊路邸(佐竹南家)があり,通りをはさんで西側は古内邸があり南へ山内・清水・水谷・浅原・黒沢・益戸と上級武士の住宅が並んでいる。平田篤胤の生家は当町の大和田清兵衛宅であり,その後,文久3年同家が雷風義塾となり,秋田勤王派の中核となる志士を養成する。明治4年から秋田町の町名。同11年南秋田郡に所属。同22年秋田市の町名となる。明治18年の家数は79戸と字中通20町のうち東根小屋町についで多い(秋田町字分戸数調)。同28年には町の東側の半分,7,916坪(うち宅地7,369坪・畑126坪・原野421坪)を陸軍に献納し兵営となった。第2次大戦後旧町名へ復活した。明治32年10月20日に郵便取扱所が設立され,同39年広小路局と改称,東根小屋町へ移転した。同町南側に昭和14年秋田赤十字病院が上中城(うわなかじよう)町より移転新築し,昭和43年まで当地にあった。昭和41年住居表示実施により中通2・4・6丁目の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7022227