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楢山入川橋通登町
【ならやまいりかわばしどおりのぼりまち】


旧国名:出羽

(近世~近代)江戸期~昭和42年の町名。久保田楢山入川橋通登町・秋田楢山入川橋通登町ともいった。江戸期は出羽国秋田郡のうち。秋田藩領。久保田城下町の1つ。成立は寛永6年10月14日といわれる(柞山峯之嵐)。城主の参勤交代の江戸への通路にあたっていたので登町といわれ,楢山登町寄りの北側に橋があったのにちなんだ町名。足軽屋敷町。二月神社があった。明治4年から秋田町の町名。同11年南秋田郡に所属。同22年秋田市の町名となる。同18年の戸数74(秋田町字分戸数調)。同45年には石定合資会社が創立,綿・木綿・古着等の商売をしていた(商事会社一覧/旧県史)。昭和42年住居表示実施により楢山登町・楢山南中町の各一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7022271