100辞書・辞典一括検索

JLogos

6

畑谷
【はたや】


旧国名:出羽

幡谷(秋田家文書)・畠谷(享保郡邑記)とも書く。岩見川の下流南岸部自然堤防上に位置する。地名の由来は山の峰から村の意に転じたものによる説と,焼畑開墾地にちなむ説とがある。「和名抄」の出羽国秋田郡成相(なりあい)郷の一部助川村とも推定されるが定かではない。豊島城址が北方高台にある。応仁元年8月,源頼経の子孫堀井万之丞が鎌倉から下るとき勧請したと伝えられる八幡神社がある。
畑谷村(中世)】 戦国期から見える村名。
畑谷村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
畑谷(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7022503